社員インタビュー(2)

22歳未経験、スーパーのアルバイトからインフラエンジニアに転身した成功事例

こんにちは、創意ラボ株式会社 採用担当です。今日は、22歳未経験からインフラエンジニアに転身した、鈴木拓海(すずき たくみ)さんにインタビューしてみました。

鈴木さんはインフラエンジニアとして創意ラボ株式会社で働いていますが、どのような経緯で創意ラボ株式会社に入社しましたか?

私は現在22歳ですが、大学に進学したのちに家庭の事情で大学を中退しています。その後スーパーでアルバイトをしていましたが、社会人の経験はありませんでした。

未経験者の採用をしてくれる企業を探して就職活動をしていて、創意ラボ株式会社は2社目に受けた会社でした。面接の当日に木下さんから採用内定の連絡があったので、1社目の合否を待たずにすぐに入社を決めました。

普段、通勤はどのようにしていますか?

私は満員電車が苦手なので、自転車で通勤をしています。普段は自転車で15分、雨の日は歩いて30分かけて通勤しています。

現在はどのようなお仕事を担当していますか?また、最初はどのようなことから始めましたか?

現在はインフラ受託案件のお手伝いをしています。DNSサーバやDHCPサーバの構築と、既存の基本設計書と詳細設計書へ構築した機能を追加していく作業をしています。

Microsoft WordやExcelを使ってそれらを作っていくのですが、私自身はWordとExcelの経験があまりないので、時間をかけてやらせてもらっています。

私は2023年1月に入社し、最初の1か月は社内で研修させてもらいました。研修内容はネットワークやサーバの構築を一から勉強しました。スイッチングハブやルータ、業務用のサーバも研修用に会社が購入してくれていたので、それらのサーバを使ってLinuxやWindows Serverなどいろいろやらせてもらいました。

2か月目からはSESの案件に参画しました。技術的にはSESの現場で困ることがありませんでしたので、創意ラボ株式会社の研修レベルが非常に高かったことを改めて実感しました。

初めてのSES現場ではどのようなお仕事をしていましたか?

常駐先は自宅から電車で30分程度の場所でした。2023年2月~4月末まで、3か月参画しました。Linuxのコマンドを使った業務がメインでした。私が参画していたグループには10人の方がいて、二人ずつペアになって業務を進めていました。質問を受けてくれるリーダーがいましたが、リーダーは何人もの方から質問を受けて走り回っていて大変そうな状況でした。そのため、私はなるべくリーダーの負担を減らせるように、また自分の力がつくように調べて考えたり、「こういう状況なのでこういう風にしようと思いますが問題ないでしょうか」というように質問に工夫をしていました。

インフラエンジニアとして働く上で、最も困難だと感じたことは何ですか?また、それを乗り越えるためにどのような取り組みをしていますか?

最も困難と感じたことはエラーが起こった時の対応です。

エラーの内容が出力されるのですが、その情報だけで解決することは非常に難しいので、アタリをつけて調査することが大切だと思っています。私は経験が浅いのでアタリの付け所に苦労をしていて、乗り越えるために諸先輩方にエラーが起こった時の考え方やどんなところに注目したらいいかを相談して、どんどん知識をためていって最終的には自分で説明できるように自分の言葉でまとめるようにしています。

マニュアル通りにはいかないのですね。

経験をしていたとしてもなかなかマニュアル通りにはいかないかもしれないのですが、イレギュラーが起きたときに問題点に気づけるようにするにはたくさん場数を踏まないと難しいと感じています。

IT特有の言葉を理解することが難しいとよく聞くのですが、鈴木さんもそう思いますか?

オフィスは社員同士の距離が近いので、会議などで他の社員の会話がよく聞こえてくるのですが、何を言っているのかわからないと感じることはたくさんあります。そういうときはメモをとって通勤時間に調べたりして会話に入れるようにしています。

今後のスキルアップやキャリアアップについてどのように考えていますか?具体的にどのような取り組みを行っていますか?

私はまだまだ経験が浅いのでネットワークやサーバに限らず様々な分野に手を伸ばして知識をつけていきたいと考えています。

木下さんに経験したことのない業務を振られることもあるので、与えられた仕事はすべてできるように予習しています。SNSでも業務に関係する記事を見つけたときは興味をもって読むようにしています。特にITは技術のスピードが速いので、新しいこと知らない知識をつけていくことは楽しい醍醐味でもあると思っています。

チームメンバーとのコミュニケーションや協力についてどのように考えていますか?

私は未経験から入社しているのでわからないことが本当に多かったです。作業の手を止めてしまうことが申し訳ないと思い、質問を躊躇してしまうこともありますが、木下さんはどんどん質問していいと仰ってくれるので、聞きやすい環境になっていて助かっています。

一日に何回くらい質問しますか?

今は1日10回くらいでしょうか。

快く教えてもらえるのですが、自分で時間をかけて調べて解決する力も大切だと思うので、自分で調べたり、聞くときは質問内容が簡潔に伝わるように聞く前に内容をまとめる工夫をしています。

入社してよかったことありますか?

入社してよかったことは経験豊富なエンジニアから指導を受けられること、研修のレベルが高かったことがあげられます。

SES案件先に入った時に、他のSES企業からもいろいろな方が現場に来ていました。会社によっては資格を取得しておいてください、とか個人で勉強しておいてください、というスタンスで社員の自主性にゆだねる会社もありました。

入社2か月目の私が、技術的な面で他のメンバーに教えたりすることもあったので、創意ラボの研修のレベルの高さは未経験者からすると非常にありがたかったです。

新たに入社する人にアドバイスを送るなら何ですか?また、その理由を教えてください。

私は大学卒でなく、社会人経験もなかったので履歴書に書けることがありませんでした。

もし私と同じようにIT未経験だから無理かも…、高卒だから無理かも…と躊躇している方がいましたら、是非興味を持った分野の資格を取得することをお勧めします。

資格が重要というよりは結果を残すことで判断材料になると思います。

私は入社前にLPICレベル1、ITパスポート、CCNAの資格を取得しました。社会人経験がなかったので、就職活動をしているときに書類選考で断られることがありましたが、創意ラボ株式会社の場合は「そこは気にしないから全然きていいよ」と快く仰っていただけました。

もう少しこうだったらいいなということはありますか?

今は少数精鋭で質問をしやすいというメリットがありますが、今後人数が増えて、もっとワイワイお仕事できるのもいいなと思います。

鈴木さん、ありがとうございました!